使用上の注意 ①

まずはガス機器を確認 

LPガス用か確認

ガス機器はガスの種類と合うものをご使用ください。都市ガス用機器はLPガスには使用できません。新しくガス機器をご使用になる時は、LPガス専用の機器であることを確認してください。ガス機器には適合するガスの種類を示したラベルが貼られています。ガスの種類が合っていないと正常な燃焼ができず一酸化炭素が発生し、中毒などの原因となります。

※LPガス用機器には図のような表示があります。

LPガス用の機器は全国共通です。ガス機器は、取扱説明書をよく読んだ上で正しくご使用ください。ガス機器の保証書は大切に保存してください。

コンロを使用する時は…

ガスコンロを使用するときはその場から離れないでください。風や煮こぼれで火が消えたり、天ぷら油が高温になり着火する恐れがあります。また、ガス機器の近くに燃えやすいものは置かないでください。

いつも青い炎で

LPガスをお使いのときは、炎は必ず安定した「青い炎」でお使いください。赤っぽい炎は不完全燃焼をしている炎です。不完全燃焼しますと、一酸化炭素中毒の原因になります。

炎比較

点火・消火は必ず目で見て確かめる

目で見て確かめる

コンロなどの使用時には、火が着いたかどうか必ず目で見て確かめてください。火を使っている間は「何があってもその場を離れない」ということを心がけてください。

※点火時やご使用中に火が消える場合は、安全装置が作動している可能性がありますので、 再点火は行わず直ちに使用を中止し、ガス機器の購入先やLPガス販売店、または保安機関にご連絡ください。

必ず換気を

換気をしてください

室内でガス機器を使用するときは換気扇を使ったり、1時間に1~2回窓をあけるなど充分に換気してください。

※LPガスの燃焼にはたくさんの空気が必要です。換気が充分に行われていないと酸素不足や室内に排ガスが充満して不完全燃焼を起き、一酸化炭素が発生するため大変危険です。

自然排気式風呂がまをご使用の方

⇒自然排気式風呂がまをご使用の方に

  • 図のような自然排気式(煙突のついたもの)の風呂がまを使用するときは換気扇を使用しないでください。排ガスが逆流し、一酸化炭素中毒を起こすことがあります。
  • 排気筒が壊れていたり、鳥の巣などでふさがれしまうと適切な排気が出来なくなります。こまめに点検しましょう。

※ご要望により点検を実施いたします。なお、点検で異常があった場合はただちに交換をしてください。不完全燃焼防止機能が付いていないガス機器は、交換をお願いしております。

ガス栓について 

ガス栓の開閉について

ガス栓の開閉

ガスをお使いになるときはガス栓を全開にして使用し、お使いにならない場合は完全に閉めてください。また、外出するときやおやすみ前にはガス栓、機器栓が閉まっていることを確認してください。

長期間ご不在になるときは容器バルブを閉め、ご連絡ください。配管やガス栓をアース代わりに使用しないでください。

ガス栓が足りない時は

三つ又禁止

三つ又は大変危険ですから絶対に使用しないでください。

ガス栓が足りないときはご連絡ください。

未使用のガス栓がある場合

未使用のガス栓

ガス機器に接続していないガス栓を誤って開けてしまうとガスが流れでてしまうので危険です。ガス栓キャップをかぶせ、誤開放防止カバーを取り付けましょう。

使っていないガス栓がある場合、またはガス栓キャップや誤開放防止カバーが劣化してしまった場合はご連絡ください。